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【メーグルバス沿線情報】 三菱東京UFJ銀行貨幣資料館 広重 六十余州名所図会〔後期〕~日本の風土が作り出す季節の装い~

なごや観光ルートバス「メーグル」の沿線観光施設の三菱東京UFJ銀行貨幣資料館にて2016年12月13日(火)~2017年2月26日(日)まで広重 六十余州名所図会〔後期〕~日本の風土が作り出す季節の装い~ が開催されてます。

30歳代の末から、東海道や木曽街道の宿場、江戸や京都、大阪など各地の名所に取材する風景画を描き続けた広重が、取材対象を日本全国にまで広げて描いたシリーズ。広重57歳の時に発行が始まり、嘉永6年(1853)から安政3年(1856)まで足かけ4年にわたって描かれました。日本全国「五畿七道(ごきしちどう)」(畿内(きない)、東海道、東山道(とうさんどう)、北陸道、山陰道、山陽道、南海道、西海道(さいかいどう))の66か国67図(武蔵国のみ隅田川と浅草の2か所)に、壱岐(いき)と対馬(つしま)を加え、全体で69図からなります。
ほとんどの図を「山水奇観(さんすいきかん)」など別の本から借用していることが、これまでの研究により分かっています。広重は、原図をそのまま或いは切り取って自身の作品とするのではなく、原図とは異なる地点からの視点(視点の移動)をもとに景観をとらえ直す手法などにより、縦長の画面に適合するように図柄の改変を行っています。そして、雨、雪、霧、月など、日本の風土が作り出す季節の装いを活かした広重らしい名作を数多く生み出しています。
このシリーズの最終段階は、晩年の代表作「名所江戸百景」の発行と重複しています。このシリーズにおける近景の事物を極端に拡大し背景に小さく描く風景との対比を狙う構図の試みや、高度な摺りの技術などは、「名所江戸百景」の中で更に充実していったのです。
後期は「山陰道」、「山陽道」、「南海道」、「西海道」の諸国を描いた33点を展示します。 

 

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