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前田利家と荒子(名古屋市中川区)

前田利家は尾張国荒子(名古屋市中川区)に、土豪前田利昌の四男として生まれました。幼年時代から織田信長に小姓として仕え、後に永禄12年(1569)兄利久に代わって前田家当主となりました。その後も各地の戦いで功をたて、越前府中三万石を与えられました。信長亡き後、秀吉と柴田勝家が争った際には、一時勝家側に属していましたが、勝家が賤ヶ岳の戦いに敗れた後は、秀吉に従って活躍し、豊臣家の五大老の一人として重責を担いました。秀吉の死後は、徳川派と反徳川派との均衡を保つ役割を果たしていましたが、約一年後の慶長4年(1599)にこの世を去りました。利家は、家康に対して子の利長の取立てを頼み、利家の後を継いだ利長は、関ヶ原の戦いの後、加賀百万石の大名として徳川御三家に次ぐ地位を得たのです。前田利家は、いわゆる戦国武将のうち、信長・秀吉・家康に次ぐ偉大な人物と言えましょう。

この、郷土の誇りである利家にゆかりのあるのが「荒子観音」です。尾張四観音の一つで、寺号は観音寺といい、天台宗のお寺です。また、1200余体の円空仏があることでも有名です。天平元年(729)の創建と伝えられ、前田利家が加賀藩主であった天正4年(1576)に修造されました。境内にある多宝塔は天文5年(1536)に再建され、市内最古の木造建築物で、国の重要文化財に指定されています。
大小1200体余りの仏像は、口元に笑みを浮かべた表情で私たちの心をなごませてくれます。一度訪れてみてはいかがでしょうか?
アクセスは、地下鉄東山線「高畑」下車 南へ徒歩約10分です。

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