なごや今昔紀行

慶栄寺 太子堂・松濤庵(けいえいじ たいしどう しょうとうあん)(中は非公開)

由緒ある茶室と折り畳み式茶室とは?

慶栄寺にある太子堂は、1804(文化元)年に建立されたもので、奈良・元興寺の五重塔の古材を用いたといわれています。二畳台目の茶室で、聖徳太子像が祀られています。また、京都の東山から移された、六畳台目の松濤庵という茶室もあります。さらに、幕末に尾張藩主・徳川慶勝が造らせ、江戸での大茶会にも使われたという、珍しい折り畳み式茶室「御席屏風」を所蔵。この折り畳み式茶室は、広間、小間、寄り付きの三席が一組となっていて、うち広間席は現在、徳川美術館に寄贈されています。