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2025年9月9日(火)

「NCU名古屋国際PR特派員」が留学先で名古屋のPRをしています

名古屋市立大学と当財団は、平成30年3月に締結した連携協力協定に基づき、「名古屋市立大学の学生の海外留学時における名古屋PR事業」に取り組んでいます。
財団が、海外留学する学生を「NCU名古屋国際PR特派員」に認定し、「なごやめし」をモチーフにしたうちわやマグネットといったPRグッズ、英語、繁体字、韓国語等多言語の観光パンフレットなどを提供します。学生はそれを用いて、留学先で名古屋の観光情報をはじめとする名古屋の魅力発信を行うものです。
 コロナ禍を除き年に2回、毎回10人前後の学生が、半年から1年ほどの留学生活の中で「PR特派員」として活動しています。「PR特派員」に認定した学生は、今年度までで約100名にのぼります。

 帰国した学生からの報告の一部をご紹介します。

【2024年秋 ドイツに留学】
 学校でのイベントで、名古屋を紹介するためにグッズを配布。日本への交換留学を考えている学生中心に、名古屋の住みやすさや食文化などをアピールした。特に、食文化について興味のある学生が多く、なごやめしやカフェ、和菓子ショップについて紹介した。
日本の中心にある名古屋について、地理的利点だけでなく、「名古屋ならでは」の食べ物や喫茶店文化について紹介できて誇らしかった。自分にとって既知の名古屋文化は当たり前ではなく、他国にとっては新しく輝いて見えるものだと改めて実感した。もっと名古屋を知ってもらい、ただ空港近くの泊まる場所でなく旅の目的となるよう広めていきたい。





ドイツでの様子

【2023年 タイに留学】
 授業内で地元について説明する機会があったので、(パンフレットやPRグッズを)教授と学生らに配布した。また、同じグループワークの学生やお世話になった寮や食堂の方、インドネシア人や韓国人など非タイ語圏の学生にはマグネットを渡した。
タイにおいて日本は行った国、行きたい国の双方でランキング1位であり、街中も和食店やアニメ漫画の店が立ち並び、日本ブームを目にする機会が多かった。しかしながら、名古屋の知名度は依然として低く、旅行雑誌にも近隣県は掲載されていても名古屋には触れられていなかった。このパンフレットを配布した際特になごやめしと寺社仏閣に興味がある学生が多かった。地元を知ってもらうことは嬉しいことであるが、地元を説明することは自分の勉強にもなるということが分かり、これからも海外の友人たちに名古屋を知ってもらえるようなことをしたいと思う。

タイでの様子

学生の皆さん、PRグッズやパンフレットを使い効果的に名古屋を紹介していただき、ありがとうございました。
身近なコミュニケーションの中で、ウェブサイトやSNSではわからない生の魅力が現地の方にしっかり伝わったことと思います。

当財団では、名古屋の認知度の向上や来訪意欲の促進の取組みを行っています。
今後も、多様な関係者の皆様と連携し、協力をいただきながら、名古屋への観光誘客、MICE誘致に努めてまいります。