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公開シンポジウム「正しく知ろう、土壌と作物の放射性セシウム低減への取り組み」が開催されます

日本土壌肥料学会 2013年度名古屋大会が開催されます。

会期:平成25年9月11日(水)~13日(金)

会場:名古屋大学 東山キャンパス

大会中、一般の方もご参加頂ける公開シンポジウムが下記の通り開催されますので、ぜひご参加下さい。

日時:9月11日(水)18:00~20:00

場所:名古屋大学東山キャンパス内 ES 総合館1階 ES ホール

予約:不要

参加費:無料

テーマ:「正しく知ろう、土壌と作物の放射性セシウム低減への取り組み」

講演1 「土の中の粘土が放射性セシウムを閉じ込める!?」
(独)農業環境技術研究所 山口紀子氏

講演2 「放射性セシウムの農作物への吸収はどうやって低減できるのか」
(独)農研機構 東北農業研究センター 太田健氏

講演3 「農業分野における放射性セシウム対策の福島県の取組み」
福島県農林水産部 農林地再生対策室 三浦吉則氏


2011 年 3 月に発生した東京電力福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故により、東
日本の広い範囲に放射性物質が飛散し、農地にも沈着しました。
本シンポジウムでは、放射性物質で汚染された地域やその対策研究の最前線で奮闘し
ている土壌肥料学分野の研究者から、農地土壌中での放射性セシウムのふるまいや農作
物に放射性セシウムを吸収させないための方法について、最新の情報をわかりやすく紹
介していただきます。
土壌に含まれる粘土は、セシウムを強く吸着するため、植物は吸収しにくくなります。
けれども、土壌がセシウムを吸着する強さや作物がセシウムを吸収する能力は土壌や作
物の種類によって異なりますので、それぞれに合った対策を選ぶことが大切です。
福島県の農業の現状を正しく理解するために、放射性セシウムから農地や農産物を守
るための取り組みを、一緒に学びませんか?

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