赤がもつ明るく力強いイメージは工芸品や絵画などに豊穣や生命力、魔除けなどの意味をこめて使われています。日本語の「赤」という色名は、古くは明るく鮮やかな色全体をさし、「あか」は、「くら(い)」が語源である黒の対義語であり、「あかき」は「明るい」という意味でも使われていました。
今展では"赤"と“黒”の対比をなす楽茶碗や“赤絵“と呼ばれる焼き物のさまざまなバリエーションなど、赤にさまざまなイメージを託した作品と、秋の澄んだ夜空に輝く月を詠った和歌などが書かれた古筆(断簡・書写本など)を通し、秋の「あかるく」「豊かな」風情をご紹介します。
※展示期間中、9月18日(日)~10月30日(日)と11月2日(水)~12月4日(日)で一部展示品の入れ替えを行います(展示期間の記載がない品は全期展示)。それぞれの期間で約40点を展示予定(総数50点程度を予定)。
スポット情報

昭和美術館(公益財団法人後藤報恩会)
- 昭和美術館は、創設者後藤幸三の住まいであった「南山寿荘」(愛知県指定文化財)の建つ地に1978年に開館した個人コレクションの美術館です。名古屋東部の閑静な地にあり、自然林を生かした庭園内には移築した建物が点在しています。




詳細
日程 | 2022年9月18日(日) ~ 12月4日(日) |
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休館日 | 祝日を除く月・火 および 9月21日(水)、10月12日(水) |
時間 | 10:00~16:30(入館受付は16:00まで) |
開催場所 | 昭和美術館 |
料金 | 有料 |
料金詳細 | 【一般】600円 【学生】500円 【65歳以上】550円 ※高校生以下は無料 |
TEL | 052-832-5851(英語での問い合わせ否) |
アクセス | ●名古屋市営地下鉄「いりなか」駅より徒歩10分 ●名古屋市営バス金山12系統「上山町」下車徒歩6分 |
※掲載内容は変更となる場合があります。最新の情報は公式ホームページ等にてご確認ください。